千葉県の房総半島の中央部に位置する君津市。市域の約65%が森林の自然豊かな地域です。

写真は鹿野山の九十九谷の眺望です。この自然豊かな森林と景色を残し、魅力を伝えるため始まったのがNPO法人ミライキカクが手がける「キミツノキ」プロジェクトです。

私たちの生活に様々な恩恵を与えてくれる広大な森林は、一方で山の手入れが行き届かず、荒れてしまう森が増えいるのも現状です。
山の荒廃は様々な社会課題を引き起こします。イノシシ等の農作物への有害鳥獣被害、令和元年度の大規模な台風災害では地滑りや倒木等の甚大な被害を与えました。

私たちはこれらの社会課題を解決するため、手の行き届かない森林の整備のため適切な間伐を行います。

また、この間伐作業に合わせて一般の方に倒木を体験していただく林業体験プログラムの実施や、間伐した木材間有効活用し「キミツノキ」と題した森林と生活をつなげるプロダクトを開発・販売しています。

「キミツノキ」のプロダクトを通して、自然に関心を持っていただくきっかけになったり、生活に自然を取り入れていただくきっかけになることを願っています。